愛と愛好はちがう [読書]
愛という言葉は結構広い意味でつかわれていて、ふつうにつかう好き、嫌いのような感情での愛情と好きや嫌いを超えた、関心とか相手を思うとかいう意味まであるように思います。自由の教育者ニイルは愛好と愛の違いを著作の中で愛は関心であるといっています。バスカリアの「愛するということ、愛されるということ』の中でも、本能に頼ることも深い愛に頼ることもできない、人間のかかわりについて研究に研究を重ねた技術が必要であると書かれた箇所をみつけました。
愛好と愛の意味をもっと分けて考えてみることも大切なのではないかと思います。
愛は存在するものへの関心、事実の直視であり、受容かもと思います。一方で、誰でも好悪や良し悪しとか美醜とかの選択をしているから、区分けや選別をしていることは避けられない。
愛好の本能や深い愛をこえて、事実の直視、fifty、fifty の存在への愛、救いまでどうつなげるのか、政治にも個人にもこれからの課題なのかもと思いました。
2008-01-27 11:54
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コメント(5)
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愛・・・難しい~
by 侘び助 (2008-01-28 10:52)
こんばんは。
寒い日が続いていますね。
愛。。。私も愛は受容だと思います。難しいことですが・・・。
by タックン (2008-01-28 21:58)
侘び助さま、コメントをありがとうございました。好き、嫌いなら判ることですけれど、好き嫌いのような、普通の感情を超えて本当に相手を大切に思えるか、たとえば四角でも三角でも、丸でも。必要なら受け入れることが出来るか、、、、また通じるのか、それがテーマとしてあったように思います。侘び助さまはどうでしょうか。
タックンさま、コメントをありがとうございます。ここに来て、ブルブルですね。お仕事がんばっていらっしやることでしょう。ブログって、少し、自分では無理を感じることもあるのですが、知らない人とブログの上とはいってもお話ができることはとてもありがたいことです。
by 風船かずら (2008-01-30 00:36)
kanntaro様、夢空様、小坊主つばめ様、ナイスをありがとうございます。
by 風船かずら (2008-02-01 10:16)
COLEさま、ナイスを有難うございます。
by 風船かずら (2008-02-04 09:47)